安全ブロック

メーカー

サンコー トーヨーコーケン
伊藤製作所 藤井電工

安全ブロックとは、墜落防止装置のことを指しており、広い行動範囲での作業に用いる場合が多く、短い垂直作業での落下を阻止する用途で使用されます。

この安全ブロック等の墜落防止装置の使用は、労働安全衛生規則の安全措置実施義務として定められており、高所作業者の点検作業や、建設機械のアームの下などで作業する際、車両系荷役運搬機械等の修理・点検を行なう際は、安全ブロック等の安全装置の装着が義務付けられているのです。

この、安全ブロックは安全帯とは形状が異なり、一般的な安全帯に比べて簡易的な製品となっています。ロープに吊り下げて使用し、ワイヤーロープを腰の部分に装着して使用することが多いようです。落下した場合に安全ブロックがロックされ、墜落を防止するシステムとなっています。

安全ブロックとは、高所作業をする際の昇降時、墜落が発生した場合の衝撃を緩和してくれる機器です。

本体は、台付のロープ部、本体ケース、ロープの3つに分かれ使い方は、台付けロープ部を予め建造物の上部につけておき、作業者が高所へ登る際に、引き寄せロープで安全ブロックのロープを引き取り、安全帯のD管にかけます。安全を確保した後は、両手が自由な状態で昇降が出来るようになります。 もし、墜落した場合も、ロープが体を支えてくれますので、墜落による受傷のダメージを軽減してくれます。

安全ブロックを使う前には、動作の確認を行うことが必要で、台付ロープの確認は、カラビナがスムーズに動くか、ロープ自体に傷んでいるところが無いかを確認し、ケースに関しては、凹みや割れが無いか、ネジやナットに緩みが無いか、リベットが外れていないか等を確認します。ワイヤーロープは、錆びていないか、素線が切れていないか、型崩れしていないかを確認します。また、ロック機構がちゃんと掛かるかも事前に確認します。

使い方での注意点もあります。
まず、基本としてしっかり垂直に使うということです。斜めに移動すると、落下時に振り子上になり安全ブロックに想定以上の力がかかります。台付ロープを取り付ける際、H鋼などのエッジがある場所につける場合は、長時間使用すると、ロープが傷み切断するなどの危険があるため、保護材(あて布など)を使って養生しておく必要があります。
取り付けロープの長さが足りなかった場合に、他のロープを付けて延長するのもいけません。落下距離が伸び、墜落時の作業者へのダメージが大きくなります。作業者への取り付けは、腰より高い位置に付けなければなりません。腰より低いと落下時に頭から落ちていきます。

作業時にワイヤーロープを手や足に絡めていると、落下時にロープが腕や足に絡まり受傷する可能性が高くなります。ロープはなるだけ引き戻して使用します。