安全帯

参考資料

安全帯の正しい使い方 安全帯の点検表
日本保安用品協会.ホームページ 安全帯.wikipedia

メーカー

サンコー タジマツール
トーヨーセフティー ポリマーギヤ
基陽 谷沢製作所
東洋物産工業 藤井電工

安全帯とは、高所作業をする際に命綱として使用するベルトのことを指します。
安全帯は、装着するベルト、フック、ロープから成っており、ロープだけではなく、ベルトも使用することから安全帯、安全ベルトとも呼ばれています。

労働安全衛生法では、労働者が墜落する恐れのある場所や、土砂が崩壊するような場所など関わる危険を防止するために、事業者は必要な対策をとらなければならないという定めがあり、労働安全衛生規則では、安全帯に対する使用を具体的に規定しています。

危険性が高い高所作業の原則として、高さが2m以上の箇所で作業をする場合に、労働者が墜落する危険があるとき、事業者は作業床を設けなければならない。という規定がありますが、それが困難な場合には、安全帯を使用させる等の対策をとらなければならないのです。

安全帯を使用する際に、注意しなければならないことが、いくつかあります。
まず、胴部のベルトは腰骨で締めるようにしましょう。ベルトが低い位置にあると抜け落ちる可能性があり、高い位置で締めると落下時に内臓を圧迫する恐れがあります。
また、ロープは、角に触れないようにしましょう。落下時の重量により、ロープが切断する可能性があります。角の部分にタオル等をあてて、切断を防ぎます。
これは安全帯における注意点の一部ですが、この他にも多くの注意点がありますので、メーカー等が解説している取扱い上の注意をよく読んで使用しましょう。

安全帯は、技術の進歩により、現在では様々な形式の製品があります。基本的に一定の基準をクリアしていれば、安全帯としての機能は十分に果たせますので、使用状況と用途に合った製品を選ぶのが重要です。

基本的なタイプとして一本吊り専用の胴ベルト型が挙げられます。
一般的でシンプルなランヤードをベルトに接続しただけのタイプの安全帯で、日本では主流となっています。ランヤードは、フック、ベルトなどを繋ぐ綱のことで、指定された箇所に綱を通して、使用します。腰の負担を軽くするためのサポーターベルトや補助ベルトなどを併用することができます。その他にも、ハーネス型、U字吊り専用の安全帯など、様々な形状があります。

安全帯とは,工事作業者の墜落や転倒を防ぐための命綱付きのベルトで、送電線工事や建設工事など危険な高所作業における労働災害を防止するために使われています。

安全帯については、法的にも労働安全衛生規則第518条で次のように定められています、
1 事業者は、高さが二メートル以上の箇所(作業床の端、開口部等を除く。)で作業を行なう場合において墜落により労働者に危険を及ぼすおそれのあるときは、足場を組み立てる等の方法により作業床を設けなければならない。
2  事業者は、前項の規定により作業床を設けることが困難なときは、防網を張り、労働者に安全帯を使用させる等墜落による労働者の危険を防止するための措置を講じなければならない。

安全帯の種類には次のようなものがあります。

(1) 一本つり専用
安定した足場がある作業場で身体を保持しなくても作業ができる場合に,万一の墜落を防止するために使用する安全帯です。
主に建設工事用として使用されることが多いです。 このタイプには、胴ベルト型安全帯とハーネス型安全帯があります。

2) U字つり用/一本つり U字つり兼用
こちらは、電柱や鉄塔のような足場の不安定な場所で、安全帯のロープを電柱などに回して“U字つり状態”にして体重を預けて使用する安全帯です。  作業環境によっては、“一本つり・U字つり兼用”の安全帯を使用する場合もあります。

安全帯はその性質上、構造や性能について安全帯の規格がきちんと定められています。 また、安全帯の選定にあたっては,作業用途に適合したものを選ぶことが大切です。

購入にあたっては,胴ベルトに縫製してあるラベルに表示されている「安全帯の規格」適合品であることを確認する必要があります。 また適合する製品を使っていても間違った使い方をすると安全帯としての役目を果たしません。
安全帯の種類に応じて正しい装着の仕方をすることが大切です。