スリングベルト

スリーエッチ トーヨーセフティー
大洋製器工業 田村総業

スリングベルトとは、重量のある物を吊り上げて運搬する際に、使用されるベルトのことを指します。建築現場では、玉掛け作業などに使用されることが多く、作業現場以外でも様々な業種で活用されています。 運搬物を吊って運ぶという性質から、安全性が重要視されており、スリングベルトを生産する際の材料である、合成繊維によって運搬可能な重量が設定されています。


スリングベルトは、各メーカーによって製品の形状や、素材で差別化を図っている場合も多く、購入を検討するときは最大荷重と使用素材を確認し、作業方法や運搬物に合わせたスリングベルトを選定します。色の種類も豊富に販売されているので、用途別に色分けして保管するのも良い方法のようです。

繊維スリングベルトについては、外部環境による劣化が考えられるため、日光や熱などが当たらない場所に保管するのが望ましく、保存期間が長い場合は、連結部分が損傷していないか等、確認してから使用するのが重要です。

スリングベルトは、外側や内側に使用限界標示という使用限界の目安が織り込まれており、それが露出した時は、使用不可として破棄するように推奨されています。使用限界標示は、内側に異なる色で織り込まれている製品、外側のベルトの色の消失をもって限界としている製品などがあるようです。また、使用上の注意点として、スリングベルトの最大使用荷重をしっかりと確認し、運搬物の角にベルトが当たらないよう、「当て具」をすることがポイントです。


クレーンや玉掛け作業の際に使用するスリングベルトは、種類や性能についての様々な規定が、JIS規格(JIS B 8818)で定められており、JIS規格対応製品が多く存在しているので、用途に合った基準のスリングベルトを使用するのが良いでしょう。