3章  解体施工  : 2節  事前措置

3.2.1 事前措置

建築物等の解体に先立ち,次の事前措置を行う。

(1)特別管理産業廃棄物,アスベスト含有建材又は特殊な建設副産物かおる場合は,5章[特別管理産業廃棄物の処理],6章[アスベスト含有建材の除去及び処理]又は7章[特殊な建設副産物の処理]による除去及び回収を行う。

(2)各種設備機器の停止及び給水,ガス,電力,通信の供給が停止していることを確認する。

なお,給水管,ガス管,ケーブル等の供給管等の切断は,次の(i)及び(ii)による。

(i)切断は,解体に支障がない位置で適切に行い,給水管,ガス管等は一次側をプラグ止めとするなど止水又は漏えい防止の措置を講ずる。また,切断位置は明確にし,記録を監督職員に提出する。

(ii)新たに配管,配線等の切回しが必要となる場合は,監督職員と協議する。

(3)落下するおそれのある付属物は,事前に撤去する。

(4)建築物等の解体に際して,周辺環境に害虫等による影響が予想される場合は,駆除等を行う。

(5)電気設備のコンデンサ等は,残留電荷の放電を行う。

(6)蓄電池等は,充電状態の確認を行い,短絡等による事故発生を防止する。

(7)衛生器具等は,十分に洗浄を行い,汚水,汚物等による異臭の発生を防止する。

(8)浄化槽,排水槽等の汚水及び汚物は,回収,洗浄,消毒等の措置を行い,異臭の発生並びに周囲及び地中への汚染を防止する。

なお,適用は特記による。