鉄骨造(S造)解体手順書(準備作業)

鉄骨造(S造)解体手順書エクセルデーター

鉄骨造(S造)解体手順書(準備作業)
作業の手順 作業の要所 危険の要点 安全処置 備  考
準備作業
1、安全ミーティングの実施 新規入場者を確認する。
健康状態をチェックする。
○作業内容、方法、役割分担、作業手順を確認する。
○作業場所を図面等で示す
○安全指示事項を全員に周知する。
○予想される危険についてKY活動でミーティングを行い、対策を立てる
◎作業員の年齢、経験、健康状態取得資格等を確認して適正配置を行う。

作業員の適正配置・作業割り当て
(作業の特性)
作業の条件・環境の条件・作業の種類・形態・内容・作業期間

適正な配置(作業の割り当て)

(作業員の特性)
年齢・経歴・資格健康状態・希望・

労働能力、知識、技能、態度、体力

※解体工事施工技師は(社)全国解体工事業団体連合会の認定する民間資格であるが、解体工事業登録における技術管理者の資格要件の一つとして国土交通大臣の指定する試験となっている。

※解体工事施工技師資格者を配置するのが望ましい。資格者証の有効期限は5年間で更新講習を受講して更新する。

※監視人、誘導者も安全ミーティングに参加させ、作業指示書を交付し、作業内容を周知する。

環境・労働災害対策

2、有資格者等の確認 資格を必要とする作業に従事する者に対し、免許証、技能講習修了証等を確認する。

○作業主任者、作業指揮者を選任し、作業を直接指揮させる。
●無資格者による作業の危険 有資格者を配置する。
・コンクリート造の工作物の解体等作業主任者技能講習修了者

車両系建設機械(解体用、整地・運搬・積込み用及び掘削用)
運転関係、技能講習修了者、特別教育修了者

・移動式クレーン運転関係
免許所有者、技能講習修了者、特別教育修了

・玉掛け作業者
技能講習修了者
特別教育修了者

・特定化学物質作業主任者技能講習修了者
・廃棄物焼却施設に設置された廃棄物焼却炉又は集塵機等の設備の解体作業従事者
・特別教育修了証
・足場の組み立て等作業主任者技能講習修了者
・地山の掘削作業主任者技能講習

※コンクリート造の工作物の解体等作業


車両系建設機械
(解体用、整地・運搬・積込み用及び掘削用)運転業務
技能講習 機体重3t以上のもの
特別講習 機体重3t未満のもの
※移動式クレーン運転業務
免   許 吊り上げ荷重5t以上
技能講習 吊り上げ荷重1t以上〜5t未満 
特別教育 吊り上げ荷重1t未満
※玉掛け作業
技能講習 吊り上げ荷重1t以上
特別教育 吊り上げ荷重5t未満

※特定化学物質の取扱い作業
(石綿)
※廃棄物焼却施設に設置された廃棄物焼却炉又は集塵機等の設備解体等の仕事


※足場の組立て等作業

※地山の掘削作業
・指導指揮者
・車両系建設機械修理等作業指揮者
・貨物自動車の荷の積み卸し作業指揮者
・墜落防止作業指揮者
・廃棄物焼却炉又集じん機等の設備の解体等作業指揮者

・ガス溶接技能講習修了者
・チェーンソーを用いて行う立木の伐木特別教育修了者
※作業指揮者を必要とする業務


※廃棄物焼却施設に設置された廃棄物焼却炉又は集じん機等の設備の解体等の仕事

ガス溶接・溶断作業
※チェーンソーを用いて行う立木の伐木、かかり木の処理の業務
3、機械、工具の点検

作業開始前点検
○持込機械等使用届及び持込時点検記録表を元請けに提出する。
○点検表に基づいて作業開始前点検をする。
・移動式クレーン・つかみ機
・ブレーカ・ハンドブレーカー
・圧砕機・ダンプトラック・エアーコンプレッサー


(点検個所)
クラッチ、ブレーキ、油圧装置、作業装置、警報装置
(ヘルメット)
・ライナー
・帽体
・ハンモック
・ヘッドバンド
・あごひも
4,保護具の点検
作業に適した服装

・保護メガネ、作業に応じて適切なものを選んで使用する
防塵マスク、規格に適合したものを用いる
保護帽・あごひも、きちんとかぶっているか
・名札 ボタン、きちんとしているか、とれていないか
・作業服・袖口・手袋・ツメ、清潔に!
・ポケット、口はしっかり締めたか引火物など危険なものは入れてないか
・履物、決められたものを
安全帯、付けているか
保護帽、保護メガネ防塵マスク及び
安全帯
の点検をする。
○各自、正しい服装、
保護具の着用を確認する。


(同ベルトの確認箇所)
・使用開始年月ラベル
・摩耗防止チューブ
・帯ロープ(ランヤードのロープ等)
・外れ止め装置・安全装置・フック
・ベルト通し・バックル・フック収納袋
・(D)環・(D)環止め
・巻取装置
・補助ベルト
・胴締めベルト
・先端止め
保護帽のハンモックの外れ、あご紐等をチェックする。
◎損傷、汚れのあるものは使用しない。


(安全帯各部の名称)フルハーネス
・胴ベルト
・肩ベルト(ハーネス)
・腿ベルト
・ハーネス用副ベルト
・一本つり用ランヤード(ランヤードのロープ等)
・(D)環
・バックル
・フック
・ショックアブソーバ
防護帽は、飛来落下及び墜落による危険を防止するための保護帽にすることが望ましい。

※足の保護のために安全靴を使用する。

安全帯の使用時の留意点
建災防「正しく使おう安全帯」を参照のこと。
防塵マスク
防塵めがね
防塵マスクは国家検定に合格したもので、個人専用とする。 防塵マスクの使い捨て式については、使用限度時間を守る。
防塵マスクの取り替え式については、ろ過材の交換時期を守る。
5、救急用具の確認 ○救急用具の備え付けを確認する ●迅速な救急措置ができない危険 ◎包帯材料、ピンセット、消毒薬、火傷薬、止血帯、副木、担架等の救急用具を確認する。
◎不足品がないように補充しておく。
(散水設備)
6、散水設備等の設置 ○必要な水量を確保する。
○消火設備を設置する。
7、作業場所周辺状況の確認 ○事前調査に基づき架空電線等を確認する。
電気・電話・テレビ
電気・ガス・水道は分岐点での閉塞を確認する。
○不明な埋設管等の有り無しを確認する。
●感電の危険
通信障害の危険

ガス爆発の危険

埋設管破損の危険
◎絶縁用防具管等の確認をする。
◎送電線に触れなくても感電するので、遠隔距離を確認する。
ガス管については管内の残留ガスの除去を確認して切断する。
埋設管等の表示を確認する。
電圧に対する離隔距離
送電電圧(V)=(m)
配電球
100及び200以下=2m以上
6.600=2m

送電線
22.000=3m
66.000=4m
154.000=5m
275.000=7m
500000=11m
8、障害物の撤去・防護 ○重機の作業空間を確保する。
○解体した材料の集積、積込み場所を確保する。
●機械が接触する危険 ◎樹木、門扉、堀等を撤去、あるいは移設又は防護する。
9、通行経路等の確認 ○出入り口通路を確保する。
重機の通路、降ろし場所、作業場所の地盤を確認する。
●運搬トラックや重機が転倒する危険 ◎歩道を切り下げる。
◎軟弱地盤等では敷鉄板等で養生する。