11章5節  工事の施工

1 着手に先立ち、解体建物及び周辺の給排水管、ガス管、ケーブル等の公共の埋設物や架空線等の支障物の有無及び位置を十分調査し、その埋設物や架空線等の取り扱いについて、それらの管理者及び関係機関並びに監督員と協議し、処理・防護等の措置を行うこと。

2 解体用の建設機械は、「低騒音型・低振動型建設機械の指定に関する規程」(平成9年7 月建設省告示第1536 号)に基づく低騒音及び低振動型建設機械として指定された建設機械を使用すること。

また、解体工事にあたっては、騒音規制法及び振動規制法に従い、事前に届出等の手続きを行い、定められた基準値及び時間帯の範囲内で工事を行うこと。

3 工事現場への車両の出入りにあたっては、必要に応じて専従交通誘導員を配置し、公衆の通行に支障を与えないようにすること。

4 作業時間、作業日程等は工事内容、施工条件等考慮の上、監督員と事前に協議して決めること。

5 解体時におけるコンクリート及び解体材等の破片や粉塵の飛散を防止するため、シート類や十分な強度を有するネットによる養生、仮囲いの設置、散水等を十分に行うほか、工事車両及び周辺道路の清掃に努めること。

6 施工にあたっては、騒音・振動を抑制するため、必要に応じて防音パネル等の設置、重機の低速走行及びふるいわけ作業の振動低減等に配慮すること。

7 解体工事時にガスバーナ等を用いてボイラーのオイルタンクやアスファルト防水層の近くを切断する等爆発や火災発生の危険性がある場合には、工事前に所轄の消防署へ連絡し適切な措置を講じること。また、現場内での焼却処分は一切禁止する。

8 杭の引抜き工事は、特記によること。