石綿・アスベスト対策

参考資料

厚生労働省 JATI協会
東京労働局 石綿・アスベスト含有材データーベース.ホームページ
アスベスト調査会社一覧.pdf  

石綿・アスベスト対策とは、石綿の繊維が大量に人体に入ると、体に悪影響があることがわかっています。1900年代に石綿発掘現場における肺病・短命に関連する論文が発表され、1930年代になると換気についての労働基準が規定されました。1970年代では、アメリカにてアスベスト業界が石綿の危険性を認知していたにも関わらず、隠蔽を行っていたことが発覚したのです。したがって、現在では世界的にアスベストの使用が禁止される傾向にあるようです。

石綿(英語:asbestosアスベスト)は、石が繊維状に変形している鉱石で、無機繊維状鉱物のことを全体的にこう呼びます。主にクリソタイル・アモサイトなどに分けられます。
石綿(アスベスト)は、耐久性・耐熱・耐薬品・電気絶縁性に非常に優れており、価格も安く手に入るため、重宝されています。
建築資材としてはもちろん、電気製品・自動車など、広い分野に渡って使用されています。
しかし、飛散した石綿の繊維を長時間大量に吸うと、肺がん、中皮腫になりやすいということがわかっています。

石綿は、主に防音・断熱などの用途で、学校や船舶、鉄道車両に使用されています。
また、電気絶縁材料、ブレーキパッド・クラッチ、水道用パッキン・シーリング材さらに、モルタルに混ぜてアスファルト路面の舗装にも、凍結防止の目的で使用されていました。

日本における石綿に対する認知は1970年代に環境への有害性、発がん性などの人体への影響が理解され、問題となりました。そこで2006年に配管の接続に利用される「シール材」など、5製品を除いて禁止となったのです。しかし、2008年にはその5製品についても、2011年を目途に全廃を決定し、以降、石綿製品の製造はできないようになりました。現在、ポジティブリストの項目を除き、一切の製造・使用・輸入・譲渡・提供が禁止されています。

また、現在使用されている物に対する規制として、労働安全衛生法に基づく石綿障害予防規則、大気汚染防止法に基づく措置としての飛散防止対策、廃棄物処理法の規定として廃棄に関する無害化対策が挙げられます。