ALC

参考資料

ALC廃棄物の適正な処理のために.pdf ALC取付方法.pdf
ALC協会.ホームページ  

ALCとは、「オークレーブ養生した軽量気泡コンクリート」の略称で、高温高圧多湿養生を意味しており、主に中規模層の建築物(5階建て程度)に使用されることの多い建築材料です。
外壁や床板、高層マンションの廊下、工場や倉庫など、様々な場所で用いられています。
一般的な意味でのALCは、建築現場の軽量気泡コンクリートとは異なり、建築物の外壁部品として工場でALCパネルとして製造されています。

主にALCパネルの販売メーカーは3社が挙げられます。
住友金属鉱山シポレックス株式会社では「シポレックス」、旭化成建材株式会社では「ヘーベル」、クリオン株式会社では「クリオン」の品名で販売されているようです。

ALCは、無機質材料が原料となっており、パネルの内部に気泡があるため、コンクリートに比べてとても軽量の材料です。法定不燃材料としての認定もされているので、高層建築物の外壁や内壁、防火区画などで使用されています。
また、小規模ビルや住宅では、鉄骨造を使った外壁と、ALCを合わせたものが多く、外壁・床・屋根に使用されます。ALCは、パネルの内部に気泡があるため、断熱性に優れており、熱伝導率はコンクリートよりも大幅に少ない数字となっています。そのため、断熱性能の高い大判パネルとしての役割が、主なこの材料の用途となります。

建物に関する耐火性能は、建築基準法や国土建設省告示によって、各部位ごとに非損傷性・遮熱性・遮炎性の3つの観点から定められています。
また、ALCは、工業化製品として製造・管理が規定されています。
日本工業規格は、JIS A 5416 「軽量気泡コンクリートパネル」ですが、一部のインターネット情報では誤って表記されている場合があるようですので注意が必要です。

現在ALCは、使われる用途・部位に適した様々な厚みの製品が存在しており、外壁パネルでは、デザイン性を重視したパネルや、タイル加工が施してある製品もあるようです。