ポリ塩化ビフェニル(PCB)

参考資料

環境省.ホームページ 日本電機工業会.ホームページ
環境再生保全機構.ホームページ ポリ塩化ビフェニル(PCB).wikipedia

ポリ塩化ビフェニル(PCB)とは、ポリクロロビフェニル、PCBポリ塩化ヴィフェニールとも呼ばれており、化合物の総称です。
溶けにくく、熱で分解しにくいため、熱に対して安定性があり、電気絶縁性が高いことから、冷却用熱媒体やコンデンサといった電気機器の塗料や絶縁油など、様々な用途で幅広く活躍しています。しかし、生き物に対しては毒性が強く、発がん性があり、人体においても様々な異常を引き起こす有害物質という側面も併せ持っているのが特徴です。

ポリ塩化ビフェニル(PCB)は、脂肪組織に蓄積するという性質を持っており、慢性的に体に蓄積することによって、有害な症状を引き起こすということがわかっています。

日本では、1972年に「化合物質の審査および製造等の規制に関する法律」でPCBの使用を禁止していましたが、PCBに対する危険性の認識が風化していったことによって、他の産業廃棄物と一緒に処理されるという報告が多くなっています。
2001年にはPCB処理特別措置法を制定しており、同時に環境事業団法を改正し、2016年までに処理するという制度を作成しました。

このように、対策を進めてはいるものの、日本ではPCBを使用した機器であふれており、公共施設などの幅広い地域で、現在においてもPCBを使用した機器が使用されているため、今後の問題となっています。また、使用状況が把握できていないことも問題となっており、危惧するべき事項の一つとなっているのです。

ポリ塩化ビフェニルに関する廃棄物の保管・処理については、「廃棄物の処理及び清掃に関する法律」で規定されています。また、コプラナーPCBは、ダイオキシン類の一種であり、ダイオキシン類については、ダイオキシン類対策特別措置法の中で様々な厳しい基準が設けられているようです。
ポリ塩化ビフェニル廃棄物を保管するためには、特別管理産業廃棄物管理責任者の資格がある者の登録が必要となります。この資格は処理場単位で配置するものとされており、特別管理産業廃棄物の管理全般にわたり、作業を行います。