安全衛生教育

参考資料

参考冊子 法律

 

雇い入れ教育

事業者は、労働者を雇い入れ、又は労働者の作業内容を変更したときは、当該労働者に対し、 遅滞なく、次の事項のうち当該労働者が従事する業務に関する安全又は衛生のため必要な事項について、 教育を行なわなければならない

安全衛生等の基本的な留意事項について、例えば次のように整理して指導すると、新入技能者が理解し易い。
建設現場において新入技能者が留意すべき安全衛生事項(例)

  1. 毎朝、現場に入ったら、元気よく挨拶すること。
  2. 作業服、ヘルメット、安全靴、安全帯をきちんと着用すること。
  3. 新規入場者教育を受けること。
  4. 現場の基本的なルールを守ること。
    (安全通路を通行する、危険箇所に近寄らない、重機に近寄らない、作業手順を守る等)
  5. 安全施工サイクルを守ること。
    (安全朝礼、安全ミーティング、作業開始前点検、作業中の点検、安全工程打合せ、持ち場後片付け、終業時の確認等)
  6. 現場の主要設備の場所や危険箇所を覚えること。
  7. 足場の乗降には、必ず階段を使うこと。
  8. 開口部や足場の手すりのブレスは勝手にはずさないこと。
  9. 脚立や立ち馬には、両手に物を持って登らないこと。
  10. 設備の不備がある場合は作業せず、職長に連絡すること。
  11. 危ない行動はお互いに注意し合うこと。
  12. 整理整頓は安全の要であり、常に整理整頓に心がけること。
  13. 自分の安全は自分自身で守ること。

新規入場者教育とは

労働者が作業を行う現場に初めて入場する際に行われる教育であり、工事概要と作業所の方針、現場内の危険箇所と立入禁止区域、担当作業の内容と安全対策、作業所の規律と安全心得、作業所の安全衛生行事と実施要領、避難に関する事項等について指導する。

新規入場者教育の内容としては、例えば、次のような項目が挙げられる。

  1. 工事の概要:
    例えば、工事名称、発注者、工期、建設物の概要、立地条件、工法、現場の特殊性等。
  2. 作業所の方針:
    例えば、安全衛生管理方針、全工期安全目標、重点実施項目等。
  3. 現場内の危険箇所と立入禁止区域:
    例えば、危険箇所については作業床の端や開口部等、立入禁止区域については重機の作業半径内等。
  4. 担当する作業内容と安全対策:
    例えば、作業手順、保護具の使い方、作用機材の使用方法、安全指示事項等。
  5. 作業所の規律:
    例えば、安全管理の進め方とルール、業務に関連して発生する疾病の原因と予防管理、整頓と清潔の保持、事故等の際の応急措置と退避等。
  6. 作業所の安全衛生管理体制と作業所の組織・機構:
    例えば、安全衛生責任者、管理者、担当者、及び職長、作業指揮者、作業主任者等。
  7. 作業所の安全衛生行事:
    例えば、毎日行う体操・朝礼、安全ミーティング、KYK、始業前点検、安全パトロール、安全工程打合せ、毎週行う週間一斉片付け、毎月行う安全衛生協議会等。
  8. 避難の方法:
    例えば、救護責任者の指示に従って避難することや避難通路の位置等