熱中症対策

参考資料

熱中症を防ごう.pdf  
環境省.ホームページ 建設業労働災害防止協会.ホームページ
厚生労働省.ホームページ wikipedia

熱中症対策とは、高い気温で湿度の多い夏の日差しの強い時に長時間作業したり、運動をすることによって生じる熱中症を予防する方法のことを言います。

熱中症とは、直射日光が長時間あたる環境で、長時間の労働や激しい運動によって、身体適応の障害によって起こる状態を言います。
また、高い気温と湿度が高い室内や、屋外での作業時にも発症する可能性があり、毎年増えている傾向にあります。
高音障害で、普段の生活の中で起きる「非労作性熱中症」と、仕事の作業時や、スポーツなどの激しい運動時に起こる「労作性熱中症」に分けられます。

熱中症の種類には、大きく分けて4つあり、「熱失神」、「熱痙攣」、「熱疲労」、「熱射病」が挙げられます。
熱失神は、強い日差しの中で長時間の労働や高い気温と湿度の多い室内などで起こります。汗をかくことによる脱水と、血管が広がることによって、脳内への血液循環量が低下したときに発生します。
熱痙攣は、多くの汗をかいた後、水分だけを補給し、塩分、ミネラルが不足したときに起こります。
また、熱疲労は大量の発汗に水分や塩分の補給が追いつくことができず、脱水症状になったときに起こります。
最後に熱射病ですが、これは体温調節機能が失われたときに起こり、高度の意識障害が生じるため、すみやかに緊急入院し冷却療法を行いましょう。

これらの熱中症を予防するためには、水分補給が重要です。

しかし、水分補給だけでは塩分やミネラルが不足し、熱痙攣が起きる可能性があります。
長時間作業を続ける場合、効率的な水分補給法として、ナトリウム濃度を高く設定し、塩分(ナトリウム)と糖分を含んだ飲料を摂取すると効果的です。

糖分を含んだ水分補給の理由として、体内での水分吸収を促す効果があると言われています。
主要なブドウ糖は、体内のナトリウムと相性がよく、速やかに吸収されていきます。
そして、塩分・糖分と一緒に、水分も吸収されやすくなるので非常に効果的です。

作業員は安全のため、厚手の生地の長袖長ズボンでの炎天下の作業となることが多いので、真夏の工事現場は熱中症にかかりやすい環境と言えます。そこで熱中症による事故を起こさないよう、職場全体と個人で熱中症対策を次のとおり行っています。

職場全体での取り組みの1つ目は、作業前に必ず作業員の健康チェックを行うということです。作業前に睡眠不足や体調不良の作業員がいたら、作業場所や作業内容や時間などを考慮します。

2つ目は、気象庁が発表する高温注意情報などの熱中症注意報や暑さ指数を活用し、熱中症への備えをすることです。熱中症になるリスクが高い日には、単独行動を避け、こまめに休憩や水分補給をするなどの対策をとります。

3つ目は水分・塩分補給を作業員に促すことです。のどが渇く前に水分・塩分補給をすることが熱中症予防には大切なので、職場全体で水分補給の声かけを行うなどの対策をしています。

個人では、炎天下で作業する日にはいつも以上に体調管理をしっかりと行うようにしています。体調不良の場合は早めに上司に報告することを徹底しています。

また、水分補給をするときには、塩分補給もできるように、スポーツドリンクを飲んだり、塩分を含む飴などを口に入れるようにしています。また、20分から30分ごとにこまめに水分補給をするようにしています。

また、軽度の熱中症になった場合の応急処置などの熱中症になった場合の対処法も、職場全体で周知するよう徹底しています。軽度の熱中症にかかったひとがいたら、日蔭の涼しい場所に移動し楽な姿勢で休ませ、冷やしたタオルなどで首筋や腋の下を冷やします。それからスポーツドリンクなどを飲ませ、経過を観察します。悪化するようであれば病院を受診させます。
軽度の熱中症はその場の応急処置でほとんどが回復し、重症化を防ぐことができるので、これらの知識を共有することが重要だと考えるからです。

以上の取り組みによって、真夏の炎天下での作業でも熱中症にならないよう注意しています。