自動車リサイクル法

使用済自動車の再資源化等に関する法律.ホームページ

使用済自動車の再資源化等に関する法律

自動車リサイクル法とは、「使用済自動車の再資源化等に関する法律」の略称で、自動車のリサイクルに関することを定めている法律です。〔法令番号:平成14年法律第87号〕

日本での廃棄されている自動車は1年間に数百万台となっており、法施行以前には、使用済自動車は、リサイクル可能な鉄、エンジンなどの部品が多く含まれ、解体業者などでは有価物として取引されており、再利用可能な部品は修理して中古部品として流通させるなどの工夫が行われていました。しかし、有価金属を除去した後の内装材料を主としたシュレッダーダストとエアバック、フロン類に関しては処理が難しいために有償にて処理をしなければならないため、これが原因で不法投棄や、適正な処理がなされていない状態が多発しました。

これにより、使用済自動車の適切な処理と再資源化を促進すべく、自動車製造業者にリサイクルの責任と、ユーザー側にシュレッダーダスト、エアバッグ、フロン類の処理に発生する費用を負担することを義務付けることが決定し、この法律が制定されたのです。

自動車リサイクル法の対象にならない車は、大型・小型特殊自動車、二輪車、被牽引車、政令で定めている車となっており、それ以外の車は全て対象となっています。

しかし、一部特例として対象外になっている車もあるので、自動車リサイクル法を参照すると良いでしょう。

自動車リサイクル法では、自動車のリサイクルについてと使用済自動車における各責任の所在を定めており、所有者、事業者、製造者・輸入業者に分けられてそれぞれ規定されています。

事業者、製造者・輸入業者については、使用済自動車の適正処理が求められ、所有者に対しては、使用済自動車の排出者としての責任が求められます。廃棄物処理に関する環境負荷の軽減という観点から、使用済自動車を排出する所有者にも責任があるという考えにより、使用済自動車の処理費用を負担することになっているようです。

このような取組みを促進することで、自動車リサイクル法によって、生活環境が改善され、社会全体で資源循環型のシステムが構築されるのです。